(全く私の独断と偏見と贔屓が入っており、必ずしもプロの方の高い評価を受けたものばかりではありませんが・・・)
ABT「海賊」(主演:ニーナ・アナニアシヴィリ、ジュゼッペ・ピコーネ)
豪華な配役、それぞれの出演者のきらびやかな技の競いあい、とても楽しい一夜でした。
次に、4位!
ABT「ジゼル」第二幕(主演:アマンダ・マッケロウ、ウラジーミル・マラーホフ)
一幕のマッケロウが私の趣味に合わなかったけれど、ニ幕は非常に素晴らしい舞台。ミルタ役のドヴォロヴェンコもとても見事で、舞台を引っ張っていました。
そして、3位!
ナショナル・バレエ・オブ・カナダ「四季」より「夏」
(主演:ジェイミー・タッパー、アレクサンダー・アントニジェヴィック)
この後、とり憑かれたように「四季」のCDを聞きまくっていたものです。主役の二人に目が惹きつけられて、全体としては良かったかどうか覚えていないのですが、それでも私の中では3位!
2位、ジャン!
ニューヨーク・シティ・バレエ「ジュエルズ」より「ルビー」
(主演:ウェンディ・ウェーラン、ニコライ・ヒュべ)
うーん、衝撃でした。見ながら、喉がカラカラになり、身体中の血がたぎっていた気がします。主役、コール・ド、観客すべてが一つになって宙に浮いていて、終わった瞬間ほろっと現実に投げ出されたような感覚を味わいました。
それでは、第1位です、ジャジャーン!
シュツットガルト・バレエ「ロミオとジュリエット」
(主演:イゾルト・レンドヴァイ、ウラジーミル・マラーホフ)
やっぱり、マラーホフのロミオは絶品。涙のバルコニー・シーン、霊廟のシーン…愛と死の物語に酔いしれました。また、クランコ版の群舞の配置は忘れられません。マクミラン版とともにクランコ版「ロミオとジュリエット」も、私のお気に入りの一つとなりました。
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