Kaiserin Elisabeth Amalie Eugenie(1837〜1898)
エリザベト・アマーリエ・オイゲーニエ皇后
何という美しさ。初めて彼女の肖像画を見た時、魂を抜かれた。
シシィことエリザベトとの最初の出会いは、バイエルン国王ルートヴィヒ二世の伝記の中の参考写真だった。その後、ヨーロッパに行き、三週間ほどウィーンに滞在するうち、私はすっかりエリザベトのとりこになってしまっていた。
同時代の国民にとっては、決して良い皇后ではなかったシシィ。だが、彼女は今なおオーストリアのみならずヨーロッパの人々の記憶にとどまっている。
上の写真は、ハンガリー王妃の戴冠式の際、描かれた肖像画。(オーストリア・ハンガリー帝国の誕生で、オーストリア皇帝夫妻がハンガリー王・王妃を兼ねることになったため。シシィはこの時、30歳)
シシィの生涯(工事中)
そして、彼女の波瀾に富んだ人生を知るにつけ、彼女の麗しい姿かたちが悲劇の濃い影を伴っていることに気づいた。
舞台・スクリーンに残るシシィ
ウィーンの民衆公園に建つエリザベト皇后の像