第一回 淑女は金髪がお好き?
アメリカは、さまざまな国から色々な民族が集まってくる移民の国。特に、ニューヨークなど大都会は、さながら人間の博物館。
とはいうものの、大多数はやはりヨーロッパ系の人々です。彼ら白人は、アジア人や黒人と違い、髪や瞳の色がバラエティに富んでいます。日本人の顔立ちで金髪に青い瞳というのは奇妙ですが、金髪の人が黒髪に染めてもさほど違和感がありません。
そのため、髪の色を別の色に染めるのは一般的なことなのです。その色ですが、人気は金髪。以前、日本人の美容師さんにうかがったところ、何とアメリカの金髪女性の八割がフェイク、つまり元は金髪ではないそうです。私の英会話の先生も「金髪に染めている女性はホント多いわよ〜。肌が透き通るように真っ白なスカンジナビア系は、天然ものだけどねえ」と言っていました。
ヒラリー・クリントンはじめ金髪に染めているアメリカ人女性が多い中で、逆に濃い色に染め替える女性もいます。人気TV番組の「Xena, warrior princess」の主役、ルーシー・ローレスやウィノナ・ライダーなどは、それぞれ強く見せるため、賢そうに見せるために黒髪にしているとか。(ウィノナは今は知りませんが)
それにしても、これほど女性に金髪が人気なのは、もともと紳士がお好きだからでしょうか?(モニカは黒髪だけどね)
「Xena, warrior princess」は、鎧に身を固めたヒロイン、ジーナのアクション冒険ドラマ。一応、神話タッチの時代劇(?)です。アメリカ版巴御前、紫頭巾といった感じでしょうか。うーん、ちょっと違うか…
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